【GS-0083】外壁サイディング・屋根塗装工事
今回使用した金属サイディングは、IG工業 ガルフィーユi。
トーンを抑えた加飾塗装を施し、単色にない奥深さと落ち着きのある表情を創り出します。
ナチュラル&モダンを志向した、新鮮で清楚なテクスチャーが印象的です。
施工前 〜外壁•屋根診断〜
塗膜が付着力を失ったため、素地から離れてしまっています。
また、ひび割れからの雨水の浸入は、塗膜のハガレを引き起こします。モルタルの内部の水分が内側から塗膜を押し上げる結果です。塗膜のハガレは、ひび割れよりも広範囲の雨水の浸入を招きます。素地であるセメントモルタルは、中性化して強度が低下しています。
外壁の表面をコーティングしている塗膜が劣化し過ぎて外壁に剥がれが発生します。
この症状までくると外壁を保護する塗膜の機能が無い状態で、下地素材の欠損に進行します。 ただし、下地素材が室内から侵食されて、塗膜を浮かせている場合もありますので、正しい診断が必要です。この症状がでていたら、早急に診断が必要です。
サイディングボード壁の張り合わせ部分に打たれたコーキングが年月を経ると硬化(硬くなる)して、亀裂ができてきます。この劣化で隙間が生じると、その部分から雨が侵入し、雨漏りの原因になります。早めの対処をおすすめします。この症状がでていたら、早急に塗り替えをしなければいけない時期と言えます。
スレート屋根(コロニアル)が退色して粉末化している状態です。これは紫外線などによりスレートの表面が劣化して起こります。
色あせを放置しておくと、様々な支障が発生していきますので早めの対策をおすすめします。
スレートは日光の紫外線や温度の変化により伸縮を繰り返し、劣化していきます。また、風や振動で少しずつズレたり浮いてくることもあります。そこから雨風が内部に浸入し、中の防水紙を傷め雨漏りへと発展します。また、台風などで吹き上げの強い風が吹くと、スレートの浮いた隙間に入り込み、破損させることがあります。
反りあがりが確認できます。
一枚一枚のコロニアルスレートの隙間が空いています。通常はここまでの反りあがりはありませんが、はじめての屋根塗装の場合は、少なからず少しは隙間があるため、タスペーサーを入れて縁切りしなくても、雨漏りするまで完全に塗装で埋まることはありませんし、これまで十何年以上の現場経験からも、雨漏りの報告があったこともありません。逆にこのように傷見すぎたような屋根にタスペーサーを入れた後に歩くと、屋根にひびが入ることも少なくないそうです。縁切りは初回の塗装膜で厚みがついた後の、少なくとも2回目からの屋根塗装からが理想だと思います。
施工中の様子
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担当者より
サイディングボードの傷みがひどく、爆裂やチョーキング、コーキングの切れ、更にサイディングの浮きが見られ塗装ができない状態でした。
奥様が玄関廻りをオシャレに飾っておられたので、調和がとれて見栄えするようにIG工業の木目柄のサイディングをご提案させて頂きました。また、ご主人から「玄関の枠に厚みが出ないようにしてほしい」とご要望を頂きましたので、玄関面のみ下地を打たず、防水紙を張り、下地張りとさせて頂きましたのでとてもすっきりとした仕上がりになりました!
今回は、外壁サイディングと屋根塗装を合わせて施工させて頂きました。
屋根塗装などの屋根の修理をする際には、ほとんど足場が必要な工事になりますので、足場の費用を抑えるためにも、足場を使うような工事はご一緒に施工された方が節約にも繋がります!
以前とはガラリとイメージも変わり、光の角度で表情が変わる金属ならではの光沢があるので、とても高級感がありますね!