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カーポート選びのポイント
①サイズ
まずは、皆様が計画されている車の駐車台数に応じたカーポートのサイズ(幅・奥行)の目安です。以下の寸法をご参考にしていただき、必要なサイズ選びを間違えないようご注意ください。
※2台の駐車を予定されている方は、縦・横それぞれのご計画に併せてご参照ください。
車の駐車台数別サイズ(幅・奥行)
カーポートのサイズは、柱を含んだサイズである事があり、車の車幅、全長以上のサイズを選ぶ事が必要です。
【1台】
幅:約2,400mm 奥行:約5,000mm
【1台+二輪車等】
幅:約2,400mm 奥行:約6,300mm〜7,700mm
【2台用(縦列)】
幅:約2,400mm 奥行:約10,000mm以上
【2台用(横列)
幅:約4,800mm 約奥行:5,000mm
・車の車高別サイズ(高さ)
軽微な段差や傾斜により接触する事が想定される為、幅・奥行同様車高にも余裕をもったサイズを選ぶ事が必要です。
【車高<低〜中>】標準タイプ
高さ:約1,800mm
【車高<中〜高>】ロングタイプ
高さ:約2,500mm
【車高<高>】ハイロングタイプ
高さ:約2,800mm
※自動車サイズの目安
軽自動車 幅1.48m以下、奥行3.4m、高さ1.65m
小型乗用車(5ナンバー) 幅1.68m、奥行4.5m、高さ1.5m
普通乗用車(3ナンバー) 幅1.88m、奥行5.2m、高さ1.5m
ハイルーフ車 幅1.7m、奥行4.8m、高さ2.0m
②耐久性
上記より必要なカーポートのサイズはご認識されたかと思います。
カーポート選びにおいては、サイズに加えて更に重要なポイントが耐久性です。
記憶に新しい2020年から2021年にかけての豪雪により、富山県では最深積雪128cmを記録しました。
せっかく選んだカーポートが雪の重さに耐えらず壊れてしまったという事にならないよう、以下のポイントにご注意ください。
・積雪荷重、耐荷重(1㎡あたりに掛かる新設での積雪荷重)
カーポートの耐積雪荷重は、各地域の最大の積雪記録を目安に選ぶ事がポイントです。
【普通の積雪地域の耐雪強度】
約30cm〜50cm
【豪雪地域の耐雪強度】
約100cm〜200cm
・オススメ屋根材の種類
実際に使われている屋根材は、5種類程度ありますが、今回はその中からオススメの2種類の屋根材を紹介させていただきます。
それぞれの特徴から最適な屋根材選びにお役立てください。
【低〜中価格】
ポリカーボネート(プラスチックの一種)
○メリット 透明性高い・耐火性が高い・比較的価格が安い
○デメリット 耐薬品性が低い・高温多湿地域に向かない
【中〜高価格】
スチール折板
○メリット 耐久性が高い・耐重量性が高い・遮光性が高い
○デメリット 光が入らない・比較的価格が高い
③メーカー別商品
①、②のポイントよりカーポート本体及び屋根材の種類について、ご理解いただけたかと思います。
では、実際にどの商品を選べば良いのか、人気メーカーの商品をご覧いただきましょう。
・三協アルミ
カーポート販売数業界3位
【スカイリードZ】
屋根材:ポリカーボネート
耐積雪量:50cm〜150cm
【G−1】
屋根材:スチール折板(+ポリカーボネート)
耐積雪量:100cm〜200cm
・YKKAP
カーポート販売数業界2位
【エフルージュ】
屋根材:ポリカーボネート
耐積雪量:50cm〜150cm
【ジーポートneo】
屋根材:スチール折板(+ポリカーボネート)
耐積雪量:100cm、150cm、200cm
・LIXIL
カーポート販売数業界1位
【ソルディポート】
屋根材:ポリカーボネート
耐積雪量:50cm、100cm、150cm
【ウィンスリーポートⅡ】
屋根材:スチール折板(+ポリカーボネート)
耐積雪量:100cm〜200cm
※耐積雪量は、積雪地域向商品の抜粋です。
※各メーカー採光対策として、屋根材にスチール折板とポリカーボネートを併せた商品のご用意があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カーポートはサイズから本体の耐久性、屋根の採光性まで幅広く選ぶポイントがあります。
それらを踏まえてデザイン、カラー、価格を比較しながら選んでいただく事をオススメします。
商品選びを迷った方は、最も多く選ばれているメーカーの代表的な商品をお選びいただいてはいかがでしょうか。