それぞれのメーカーの機能や特徴をご紹介
キッチン選びで注目したいポイント
ここでは、キッチンを選ぶ際に優先的に注目すべきポイントを、チェックしていきましょう。
その1 収納スペース
使い勝手の面で最優先に考えたいのは、収納スペースです。
普段料理をされない方の場合は、あまりピンと来ないかもしれませんが、キッチンは物を出し入れする頻度がとても高いです。
例えば、フライパンやお鍋、包丁にまな板、お玉や菜箸といった調理器具はもちろん、調味料類やお皿が常時出し入れされているでしょう。
他にも、サランラップやアルミホイル、キッチンペーパー、食器洗い用のスポンジや洗剤など、キッチンのスペースを圧迫してしまいがちなものは、さまざまです。
そのため、キッチンを選ぶ際はこれらを適切に収納できるスペースと、物の出し入れを行いながらスムーズに調理できる点に注目する必要があります!
また、キッチンは水廻りであり、生鮮食品や油を使う場所ですので、掃除のしやすさも意識したいポイントといえるでしょう。
その2 キッチンのレイアウト
I字型 | L字型 |
さらに、もう1つ重要なのが「I字型とL字型」どちらのキッチンを選択するかという点です。
この2つの区分は、アルファベットがそのままキッチンのレイアウトを表しています。
I字型は、文字通りIの字のような一直線の形をしており、壁に向かって調理するスタンダードなキッチンや、居間に顔を向けて調理を行うキッチンです。
メリットとしては、左右に移動するだけでスムーズに調理することができるので、狭いスペースでも採用しやすいという点です。
対して、L字型キッチンも文字通りにLの字のようなレイアウトのキッチンを指します。
L字型キッチンは、シンクとコンロが横一列に並ばないものが多くなっています。
こちらは、横移動せずに半身を傾けるだけでシンクとコンロを使えるので、効率良く調理することができるのです!
キッチンの本体価格相場
キッチンの設置を考える際に、気になるのは費用面ですよね。
いくら使用感のいいキッチンだったとしても、想定していた予算を越えてしまえば、導入することはできません。
では、システムキッチンを設置する際の価格相場はどの程度なのでしょうか?
システムキッチンの本体価格は、比較的上下の幅が広く、約50~150万円ほどが現在の相場とされています。グレード別の価格としては、最も安いスタンダードで約50~90万円。
中流のミドルグレードが、約70~100万円。
品質を重視したハイグレードのシステムキッチンで、約100~150万円といわれています。
また、システムキッチンは基本の状態にさまざまなオプションの機能を、追加することができます。
人気の高いオプションを例に挙げると、食洗器の追加が約30万円、収納をスライド式に変更すると約1万円、コンロの口を増やすと約3万円など、その種類は多種多様です。
また、上で挙げたI字型キッチンとL字型キッチンでは、L字型の方が高価になりがちという、特徴があります。
しかし、これらはおおまかな目安であるため、オプションを追加する際はどれくらいの費用がかかるか、事前にチェックすることをおすすめします!
■ キッチン本体価格 おおよその金額
スタンダード | 約50〜90万円 |
ミドルグレード | 約70〜100万円 |
ハイグレード | 約100〜150万円 |
各メーカーの特徴
それでは、システムキッチンのメーカーごとの特徴をチェックしてみましょう。
「LIXIL」は、価格が安めに抑えられている商品が多く、収納面がとても充実しています。
また、商品のバリエーションも豊かで、自分の好みに合わせたものを見つけやすいのが、嬉しいポイントです。
次にご紹介する「TOTO」は、外観の美しさ、デザイン性の良さが高く評価されています。
お風呂・トイレなどの、衛生陶器を中心に扱っているメーカーだけに、水回りの機能も高く、手入れのしやすさは、特筆すべき点だと言えるでしょう!
「パナソニック」は、キッチンの構造に主婦層の意見を幅広く取り入れています。
利用者の目線に沿った設計は、使い勝手が良いと評判で、省エネ機能が充実している点、デザイン性の高さも見逃せないところです!
キッチン製造を専門としている「クリナップ」は、ステンレス製のキッチンを取り扱っているのが大きな特徴です。
ステンレス製キッチンは、サビにくく耐久性が高い、防臭性が高く虫が湧きにくいなどの長所があるため、ステンレスキッチンを導入したいならクリナップをチェックしましょう!
「タカラスタンダード」は、ホーロー製キッチンの品質の高さに定評があるメーカーです。
ホーロー製キッチンは、耐熱性、耐湿性が高く、手入れしやすい点が人気で、価格面もリーズナブルなものが多いメーカーとなっています。
他にも「トクラス」のキッチンは、シームレス接合というデザインで隙間や段差をなくすことによって、清潔に保つことができます。
人造大理石を使用しているため、カラーバリエーションが豊か
な点も、人気の理由と言えるでしょう!もし、デザイン性に強いこだわりがある場合「ハウステック」のキッチンをおすすめします。
「ハウステック」のキッチンは、デザインのカスタマイズ性の高さが大きな特徴なので、要チェックです!
ここでは、主要なキッチンメーカーの特徴をご紹介させていただきました。
それぞれに異なった個性があるので、ニーズに合ったキッチンを選びましょう!
システムキッチンメーカーの特徴一覧表
LIXIL | 使いやすさと容量の両立した収納キャビネットがウリ。 価格帯やサイズごとの製品バリエーションも多く、デザインにもクセがないので、多くの人に選ばれています。 |
TOTO | お手入れがしやすいTOTOのシステムキッチン。シンクや換気扇部分の鉄板も継ぎ目の無い構造になっているため、汚れがたまることが無く、お手入れもしやすく衛生的です。 |
パナソニック | 主婦の意見を参考にした設備の設計・工夫が特徴。 キッチンカウンターにコンセントがついているので、 家電がカウンターのすぐ上で使えるのも魅力です。 省エネにこだわったつくりで、エコナビの機能も搭載されています。 |
クリナップ | 頑丈で水にも強い「高品質ステンレス」が使われているキッチン。 ステンレス製なので、掃除がしやすく、丈夫で使いやすいキッチンを多く取り揃えています。 |
タカラスタンダード | 汚れとキズに非常に強い「高品位ホーロー」。通常のホーローのもつ、汚れ・キズ・湿気・ニオイに強い性質に加え、弱点だった割れやすさを克服した素材です。水廻りのお手入れを最大限ラクにしながら、長くキレイに使い続けられることを最大の特徴にしています。 |
トクラス | 人造大理石を使った熱・衝撃・汚れに強いシステムキッチン。 天板・シンク・排水口まで継ぎ目がなく一体となった人造大理石キッチンが特徴。一体化のメリットは、なめからで美しいデザインと、汚れがたまる箇所がなく掃除がしやすいことです。 |
ハウステック | 品質と価格のバランスで考えた場合、コストパフォーマンスが高いといわれるのがハウステックのキッチンです。キッチンのカラーバリエーションが豊富なうえ、収容力も高いのが特徴です。 |
まとめ
今回は、キッチン選びのポイントや多種多様なキッチンメーカーの特徴について、ご紹介させていただきました。
キッチン選びには、頭を悩ませてしまいがちですが、大切なことはキッチンを使用する方のニーズをしっかりと汲んだキッチンを選ぶことです!
ニーズに合ったキッチンを選ぶことで、生活全体の質を向上させてくれるに違いありません。
気になるキッチンがあれば、ぜひ各ショールームへ出向き、実物を確認してみてください。
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