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少しでも広く見えるトイレのポイント
少しでも広く見えるトイレのポイントをおさえておきましょう。
清潔感のある空間を作る
トイレは清潔感のある空間になるよう、意識しましょう。物がたくさんおいてある、ニオイや汚れが気になる空間は、開放的な気持ちにならないですよね。床に掃除用具やトイレットペーパーのストックを置いていませんか?トイレ掃除を後回しにしてニオイが気になりませんか?まずは清潔感を出すために余計なものは置かない。こまめに掃除をすることを意識してみてください。トイレを使用したついでにトイレットペーパーにアルコールを吹付け、さっと拭くのを1日1回行ってみましょう。習慣にしてしまえば、掃除が苦じゃなくなり、いつでも清潔なトイレになりますよ。
コーディネートされた空間を作る
コーディネートされた空間はスッキリとした印象になり、トイレが広く感じられます。便座カバー、マット、タオル、置物の色を統一するだけでもコーディネートされた空間となりますよ。色味がバラバラだと統一感のない、ごちゃごちゃした空間になってしまいます。まずはバラバラな色味がトイレ内に溢れていないかを見直してみてください。
明るい空間を作る
明るいトイレ空間は広くスッキリと感じます。暗くてムードのあるトイレ空間はレストランなどではいいですが、家庭のトイレには不向きです。狭いトイレがますます狭く見えてしまいます。光が入りにくいトイレでしたら、照明器具を明るいものに変える、補助照明をつける、内装材を明るい色のものにするなどの工夫をしましょう。明るいトイレで狭い空間を広く見せましょう。
内装リフォームのポイント
トイレのリフォームは便器を交換して内装もリフォームするのが一般的です。せっかくなのでスッキリ明るくおしゃれな空間を作りたいものですよね。それを実現するためのリフォームポイントを紹介します。
スッキリ見える便器の選びかた
トイレをスッキリと見せるには、便器選びが重要です。タンクレストイレはタンクの部分がないため、壁の面積が大きくなり空間が広く見えます。手を洗うスペースが不要でしたら、タンクレストイレがおすすめです。手洗いがないので、掃除も簡単ですよ。手洗いが必要な場合は、ロータイプのタンク付きトイレがおすすめです。背が低めのタンクで、圧迫感がありません。
トイレにオススメの壁材の種類を知ろう
<クロス>
クロスはトイレだけでなく、室内空間で最も一般的な壁材です。コストも安価で施工もしやすい。色柄も豊富なためどの家でも気軽に取り入れられます。清潔感のある白系のクロスを全面に貼るだけでスッキリ明るい空間が作れますね。アクセントで色付きのクロスを貼るとよりおしゃれな空間となります。抗菌作用のあるクロス、汚れ防止のコーティングが施された機能性クロスもあるのでカタログでチェックしてみましょう。
<エコカラット>
エコカラットはタイルのような見た目の素材です。調湿機能があり、湿度が高い時には湿度を吸収してくれ、乾燥してくれるときには湿度を放出してくれます。日当たりが悪くてカビが生えやすいトイレにはおすすめの素材です。また脱臭効果もありトイレのいやなニオイをおさえてくれます。しかも水拭きOKでお手入れも簡単という、お手入れ性のよさも人気です。色柄も豊富で高級感がある素材で、エコカラットを貼るだけでおしゃれなトイレ空間ができ上がります。
<壁パネル>
トイレ用壁パネルは、キッチンパネルのような板状の壁材です。壁パネルの特徴は汚れが染み込まないことと、お手入れのしやすさ。トイレの汚れ、ニオイの原因のほとんどは尿ハネといわれています。クロスのような壁材では、汚れを放置すると取れないこともあります。壁パネルならさっと拭き取るだけで汚れが取れます。ニオイの原因を取り除くことができ、いつまでも清潔なトイレ空間になりますね。クロスよりも高価なため、腰壁として貼るのが人気です。
トイレにおすすめの床材の種類を知ろう
<クッションフロア>
クッションフロアはトイレなどの水回りで人気のシート状の床材です。メリットは耐水性に優れている、汚れが落としやすい、費用がお手頃なこと。見た目がチープな印象なのではと心配されるかもしれませんが、そんなことはありません。色柄が豊富でリアリティのあるプリントのため、チープさを感じません。特にタイル柄、フローリング柄のバリエーションが豊富で、お気に入りの柄を見つけやすいです。
<フロアタイル>
フロアタイルはタイル状になっている塩化ビニル樹脂の床材です。塩ビタイルとも呼ばれます。クッションフロアよりも表面が硬いため、傷に強いのが特長。クッションフロア同様、タイル柄やフローリング柄が豊富にあります。フロアタイルのほうがよりリアリティのある仕上がりのため、クッションフロアよりも高級感があります。
<フローリング>
フローリングは木質でトイレには不向きとも思われがちですが、そんなことはありません。今は水が染み込みにくいフローリングが主流となっているため、トイレでも問題なく採用できます。採用するときには、汚れに対する耐久性があるフローリングかをチェックしましょう。フローリングは廊下と同じ床材が続くので広く見える効果もありますよ。
おしゃれなトイレのコーディネートアイデア
おしゃれなトイレのコーディネートのアイデアを紹介します。空間づくりの参考にしてください。
クロスの貼り分け
トイレの壁にクロスを貼るときに、貼り分けをするとワンランクアップのおしゃれ空間ができあがります。貼り分けとは、2種類以上のクロス材を貼ることです。
一面をアクセントクロスに
トイレの壁4面のうち、1面を柄入りのアクセントクロスに貼り分けます。全面白い壁だと単調な印象ですが、アクセントクロスを1面に貼るだけでメリハリが出ておしゃれな印象に。タンクの背面にアクセントクロスを貼ると、天井方向に高く広がる印象になります。反対にペーパーホルダーのついている長手面にアクセントクロスを貼ると、奥行きを感じる印象になります。柄が控えめな色付きクロスはタンク背面に、タイル柄など大柄のクロスは長手面に貼るのがおすすめですよ。
トリムボーダーで腰壁風
トリムボーダーという帯状のクロスを床から90㎝くらいの高さで横方向に貼り、腰壁の雰囲気を表現する手法です。それだけで腰壁のような雰囲気となり、トイレ空間がワンランクアップします。トリムボーダーから下の部分を濃いめの色のクロス、上の部分を淡い色のクロスにすると、より腰壁の雰囲気がでておしゃれです。壁の面積が少ないトイレだからこそ気軽に取り入れられる手法ですね。
アクセサリーをコーディネート
トイレのアクセサリーにこだわると、おしゃれ空間ができあがります。アクセサリーとは、紙巻器やタオル掛けのことです。なんとなくでセレクトするのはもったいない。せっかくリフォームするのですから、お気に入りの商品を探してみましょう。アンティーク調のものや、木製の温かみのあるものなど、内装にマッチする素敵なアイテムがたくさんありますよ。
おしゃれな照明をプラスする
トイレの照明器具もこだわってみましょう。ただ明かりを確保するだけでなく、お気に入りのかわいいデザインの照明器具をセレクトすると空間が豪華になります。ダウンライトなどで照明交換ができない場合は、間接照明をプラスするとおしゃれな雰囲気が作れます。飾り棚がある場合は、そこに照明器具を置いてみましょう。床に照明器具を置くと邪魔になってしまうので、間接照明は壁や飾り棚を利用するのがおすすめです。
ミラーを置いてワンランクアップ
トイレにミラーを置くと、お店のトイレのようにワンランクアップした空間が演出できます。ミラーは絵画のようにセレクトが難しくないため、だれでも簡単におしゃれ空間が演出できますよ。ミラーは映り込みにより空間が広く見える効果も期待できます。手を洗う時に見やすい位置にミラーを設置するのがおすすめです。
まとめ
トイレを明るくすっきりと、おしゃれに演出するポイントを紹介しました。清潔感があり、コーディネートされたトイレ空間を目指してみましょう。そのためにはお手入れのしやすさと、統一感のある空間作りを意識してみてください。コーディネートが不安な方は、リフォームプランナーに思い切って相談してみましょう。今まで狭い、暗いと感じていたご自宅のトイレをリフォームで素敵な空間にチェンジしましょう!