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薪ストーブのある暮らし。その魅力と知っておきたい注意点とは?
インテリア
2021年11月17日
アウトドア人気の影響もあり、ご自宅に薪ストーブの需要が高まっています。
火のある暮らしは暖をとるだけでなく、日々の暮らしを癒やしてくれる素晴らしさがあります。しかし薪ストーブは単純に設置すればいいだけでなく注意点もあるので、導入前にしっかり把握しておきましょう。メリット、デメリットをしっかり理解して検討してください。この記事では、憧れの薪ストーブの特徴と魅力、注意点をわかりやすく紹介します。最後までお楽しみくださいね。

薪ストーブの特徴と魅力

トーブの特徴と魅力について、紹介します。暖炉との違いについても確認しましょう。

  薪ストーブの施工事例はこちらから>>

 

 薪を燃やして暖をとるから暖かい

薪を燃やして暖をとる薪ストーブは薪を燃やし、部屋全体を遠赤外線での効果で温めてくれます。温風のファンヒーター、エアコンとは違い、体の芯までじんわり温めてくれます。暖炉も同様に薪を燃やして暖をとるので違いがわかりくいですよね。

暖炉は壁に埋め込んであり、扉がない形状。それに対して薪ストーブは据え置き型でガラス扉がついている形状です。扉がある薪ストーブのほうが熱効率がよく、部屋全体を早く暖めてくれるメリットがあります。薪の消費量も少なくすみますよ。一方暖炉は熱が煙突から逃げやすく、暖炉近くの空気しか暖まりにくい構造です。こういった熱効率の悪さから、暖炉から薪ストーブに買い換えるケースもあります。

 

 

 

 インテリアとしての要素が素敵

インテリアとしての要素薪ストーブのデザインはとにかくカッコよくて素敵ですよね。置くだけで立派なインテリア要素となります。アンティークなデザインが多く、外国メーカーの商品が主流です。

煙突が室内に露出しているのも無骨でカッコいい。また炎のゆらぎも立派なインテリア要素となります。薪ストーブのあるインテリアは誰もが憧れます。

 

 

 

 料理を楽しめる

薪ストーブで調理薪ストーブでは料理が楽しめます。シチューなどの煮込み料理をはじめ、ピザ、パン、焼き芋などストーブ料理のバリエーションは豊富です。ガスコンロでは実現できない、美味しい料理が数多く作れます。動画サイトでは参考になるス薪トーブ料理がたくさん紹介されていますので参考にしてみてください。薪ストーブで料理を作る楽しみ、美味しいものを食べる楽しみが増えれば、日々の暮らしが豊かになること間違いなしですね。

 

 

 災害時に役立つ

災害時薪ストーブは電源が不要なものが多く、災害時にも役立ちます。ライフラインが断たれても薪さえあれば暖を取れ、明かりの確保、調理場の確保ができます。もしものときに心強い存在になってくれるのは頼もしいですよね。実際に東日本大震災のときも、薪ストーブがあって助かったという声がたくさんありました。

 

 

 

 気軽なペレットストーブもおすすめ

ペレット薪ストーブも魅力的だけどもっと気軽に楽しみたいという場合は、ペレットストーブがおすすめです。ペレットストーブとは薪を燃料にするのではなく、木質ペレット(チップのようなもの)を燃料にする暖房器具です。木質ペレットは、木くず、おがくず、樹皮などを圧縮して固めたものです。端材や間伐材などを原料としているため環境に優しいこと、薪と比べて燃料代が安いこと、煙が少ないというメリットがあります。薪ストーブはハードルが高いと感じた場合は、ペレットストーブも検討してみましょう。

 

 

薪ストーブの注意点

薪ストーブを検討するなら、注意点もあらかじめ知っておきましょう。

 

 薪の準備が大変

薪の準備燃料の薪の準備は手軽とは言えません。どのように大変なのか知っておきましょう。薪はホームセンターやネットショップで購入できます。購入するのは気軽と思うかもしれませんが、薪は重たいですし、すぐに消費してしまいます。かなりの量をストックすると思ってください。1日ストーブを使用すると2〜3束は消費します。その保管のために、雨に当たらない大型の薪棚が必要です。
薪を購入せずご自身で調達することも可能です。オーナーさんに許可を取り、山の木を伐採して薪を作ることもできます。その場合は、切断した木を運び、薪割りをして、乾燥させて保管という作業が発生します。かなりの重労働ですので覚悟が必要です。1シーズン通しての薪の準備は大変なものと理解しておきましょう。

 

 

 イニシャルコスト、ランニングコストが高い

コストがかかる憧れの薪ストーブなだけあり、イニシャルコスト、ランニングコストはかかるものです。選ぶ製品によって金額の差はありますが、設置費用は70〜150万円くらいが目安。それに加えて、壁・床などの内装仕上げを不燃処理する必要がありその工事に15〜30万円くらいがかかります。ランニングコストは、薪の購入で月3〜5万くらいが必要です。先程も説明したとおり、薪代をおさえるためにご自身で調達すれば薪代はほとんどかからないケースもあります。できるだけ安く薪を手に入れる方法を知っておくといいですね。薪ストーブの導入にはある程度の金額がかかることは知っておきましょう。

 

 メンテナンスの手間がかかる

メンテナンスの手間薪ストーブのメンテナンスも忘れてはいけません。

日々のお手入れは、灰の処分とガラス扉の清掃が必要です。また冬のシーズンが終わったら、煙突も含めた大がかりな清掃が必要です。煙突内のススが残っていると火災の恐れもありますのできちんと点検、清掃をしてください。煙突掃除は大変なので業者に頼むこともできます。それらのメンテナンス知識は、ストーブのメーカーや建築会社によく確認した上で導入してくださいね。

 

 

 

 

 

薪ストーブはこんな人におすすめ

薪ストーブは素晴らしい魅力がありますが、気軽に誰でも使いこなせるわけではありません。おすすめできるのはどんな人なのでしょうか。

 

 丁寧な暮らしを送りたい人

丁寧な暮らし丁寧な暮らしを送りたい人には、薪ストーブはぴったりです。手間をかけた分、薪ストーブに愛情を持てます。薪ストーブの手入れをすることで心が豊かになる。そう思うオーナーさんもたくさんいらっしゃいます。時間と体力がかかることを前向きに考えることが重要です。薪ストーブの存在は丁寧な暮らしにぴったりですね。

 

 

 

 家族の協力が得られる人

家族の協力が得られる人家族みんなで協力して薪ストーブライフを送れる。そんな人にもぴったりです。手間がかかるメンテナンスを1人で全部抱えるのは大変です。家族みんなで協力すれば時間と作業を共有でき、仲も深まりますね。今は問題なくても高齢になると体力的にきつくなります。そんな時は家族の助けがあれば薪ストーブライフを維持していくことができますね。将来のことも考え家族の協力がえられる人は、おすすめできます。

 

 

 時間がかかるお手入れを費用で解決できる人

お金で解決薪ストーブのメンテナンスには時間と手間がかかります。その手間暇をお金で解決できる人なら問題ありません。日々フルタイムで働いていて忙しいければ、薪ストーブのメンテナンスをご自身で行う時間の確保は難しいものです。金銭に余裕があれば、それらをお金で解決できます。費用がかかっても薪ストーブの魅力を楽しみたい。そう思える人はぜひ薪ストーブライフを楽しんでくださいね。

 

 

まとめ

憧れの薪ストーブのある暮らし。その魅力と注意点について紹介しました。憧れだけではなく、注意点も知っておけば、後悔のない薪ストーブライフを送れることと思います。手間暇はかかりますが、それ以上の魅力を感じることは間違いありません。心が豊かになる薪ストーブのある暮らしを、ぜひ検討してみてくださいね。

 

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