リフォームコラム

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床がフカフカする?少しでも気になったら要注意!
その被害シロアリによるものかもしれません!
その他
2021年4月5日
みなさまは、お住まいの中で廊下を歩いたり、部屋の中を歩いたりした際に、なんだかフカフカすると感じたことはありませんか?
絨毯やカーペットがフカフカしているのは良いことですが、本来がっしりと足元を支えてくれる存在である床がフカフカになると、注意が必要です!
そんな時に考えられるトラブルには、シロアリ被害、床材の経年劣化、施工不良、地盤沈下などが挙げられます。
いずれも建物にとっての一大事ですが、この記事ではその中から、シロアリ被害をピックアップしてみました。
シロアリは小さな虫ですが、放置していると家に用いられている木材のあちこちを食い荒らされてしまうことになりかねません。
家を支えている柱や土台をかじられてしまえば、家の強度が大きく損なわれてしまいます。
また、仮に天井を食われれば、雨漏りの被害が出てしまうことも。
このように住宅の天敵とも言えるシロアリですが、見えないところで活動するため、発見が遅れてしまいがちなのも困ったところです。
今回は、そんなシロアリについて、三つの要注意ポイントをご紹介させていただきます!
シロアリ被害に悩まされている方の参考になれば、幸いでございます。

その1 家の中で羽アリを見かけた!

シロアリ種類

シロアリが発生しているかもしれない要注意ポイントその1は、「羽アリ」です。
シロアリは巣立ちの時期を迎えると、その体に羽を生やして巣から飛び立っていきます。
これは群飛と呼ばれる習性であり、ヤマトシロアリと呼ばれる種類は、4月から6月にかけての湿度が高い日の昼間にその行動が見られます。
他にも、イエシロアリと呼ばれる種類は、6月から7月の湿度が高い日の夕方から夜にかけて、多く群飛を行う性質を持っているのです!
この4月から7月頃が、シロアリの羽アリを最も見かけやすい時期。
ただし、イエシロアリは太平洋側の温暖なエリアの沿岸部や、九州の方にのみ分布が限られていますので、それ以外の地域は5月が最も警戒するべき時期と言えるでしょう!
また、お風呂や水廻りといった湿度の高い場所や、玄関、押し入れなどで、もし羽アリらしい虫を見かけた場合は、既に家にシロアリが湧いてしまっている可能性があります。
同時に床がフカフカするような症状が出ていれば、早急にシロアリ駆除を検討する必要があるでしょう!

その2 扉の開け閉めがしにくい

扉開け閉めがしにくい要注意ポイントその2は、扉の開け閉めがしにくくなっていないかどうか。
「昔はスムーズに開け閉めができていた扉が、いつからかうまく開閉できず、ひっかかりを感じるようになってしまった」そんなことはございませんか?
そのような扉が家の中にある場合、もしかするとシロアリが悪さをしているかもしれません!

扉の建て付けが悪くなる原因は、蝶番の不調や、扉がずれてしまっているといったケースも多いのですが、地盤沈下が影響している場合もあります。

シロアリ被害による地盤沈下というのも、冒頭で床がフカフカする原因の一つに、地盤沈下を挙げましたが、シロアリが原因となって、地盤沈下が起こることもあるのです。シロアリが地盤の木材を食い荒らすことによって家の地面が沈み、当初の設計から家の形状にひずみが生まれて建て付けが悪くなる可能性があります。建て付けが悪く開け閉めがしにくい扉は、ストレスにもつながります。また、それがシロアリ発生の兆候かもしれないとなれば、すぐに対処したいですよね。
このような場合、より大きな被害が出る前に、対策を考える必要があるでしょう。

その3 柱や地面に膨らんだ筋「蟻道」がある

要注意ポイントその3は、蟻道(ぎどう)です。
蟻道と言われてもピンと来ないかもしれません。
蟻道とは、シロアリが通った痕跡が、地面や柱に残されたものを言います。
字の通り、シロアリが通った後に残る道です!
シロアリは地面や柱の浅い部分に、トンネルを掘るようにして進んでいきます。
そのため、モコモコと掘り返された痕跡が残るのが大きな特徴。
蟻道を見つけることができたら、その付近には確実にシロアリが潜んでいると特定できるのです。
もし、これを家の柱の表面に見つけた場合は、確実にシロアリが住み着いてしまっていると、判断して良いでしょう。
また、存在を感じるにも関わらず、確かな証拠が見つけられないという場合は、懐中電灯などで照らしながら、床下を覗いてみるのも手です。
床下の地面がモコモコと盛り上がっていたのなら、その家には、シロアリが侵入していると判断することができます。
シロアリ疑惑がある場合の判別法として頭に入れておくと、いざという時に便利ですよ!

シロアリの対処法とは?

シロアリ点検 シロアリ駆除

 

 

 

 

 

ここまでシロアリの要注意ポイントをご紹介してきましたが、これはあくまで判断の目安に過ぎません。
正確に判断するには専門知識が必要なので、ここで挙げたポイントだけではわからない部分が多々あります。
床などに違和感があるにも関わらず、シロアリはいないものだと決めつけて放置していると、いつのまにか大きな被害が出てしまうかもしれません!
シロアリが湧いているかを正確にチェックするためには、専門の業者を呼んで確かめてもらうのが一番です。
シロアリ駆除を行う業者を探す際は、施工前の見積もりをわかりやすく出してくれる業者に依頼すると信頼性が高いと言えるでしょう。
ホームページを閲覧して、実績などをチェックしておくのも効果的です!
優良な業者は、充実したアフターサービスまで保証しているケースが多いので、その部分についても、施工前に確認しておくと良いかもしれませんね。
仮にシロアリが住みついてしまっていて、建物に損害が生じていたとしても、無料点検と保険で改善できることがあります。
建物も人間の病気と同じなので、シロアリ被害を小さく抑えるためには、早期発見と適切な対処が必要不可欠です!
家の様子が少しでもおかしいと思った際は、ぜひ積極的に点検を依頼しましょう!

まとめ

シロアリ被害今回は、住宅をむしばむシロアリについて、さまざまな角度からご紹介させていただきました。
床がフカフカしている原因は、シロアリ被害によるものかもしれません。
災害の多い日本では、住宅の強度は非常に大切です。
大切な住宅を守るためにも、シロアリのことを知って、適切な対策を行いましょう!

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シロアリ
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