洗面化粧台選びはサイズ感に要注意!
まずは、洗面化粧台を選ぶ際の重要な要素を挙げさせていただきます。それは、①全体の高さ、②洗面台の高さ、③奥行き、④間口の4つのサイズです!
この4つのサイズ感に気を配ることで、使い勝手の良い洗面化粧台を選択することができるでしょう。
新しい洗面化粧台を選ぶ際に、買い替え前の洗面化粧台が置いてある場合には、まずはこの4つの数値を計測します。化粧台の上部に吊戸棚が付いている種類もあるので、そういったものに関しては吊戸棚も測り忘れないようにしましょう。
そして、特に気に留めておきたいのが、洗面化粧台そのものだけではなく、上下左右に空間がある場合は、そこもしっかり測っておくという点。
スペースに余裕があれば、設置できる洗面化粧台の選択肢が増えて、より多くのバリエーションから選ぶことができるでしょう。
既存の洗面台と比較して、大型のサイズの洗面台を設置できた場合は、収納スペースなどの増加も見込めますので、利便性が向上するかもしれません!
特に左右のスペースは重要で、ここに余裕があった場合、間口の大きな洗面化粧台を設
置できます。
間口の広さは、手洗い、歯磨き、洗顔といった洗面台での作業全般の効率を向上させてくれるでしょう。
加えて、忘れずに計測しておきたい点が、床から洗面台までの高さです!
高さというのは想像以上に大切で、従来使用していた洗面化粧台から高さが変わると、使い勝手が大きく変化してしまいます。
家族内で最も背の低い方が不便を感じるようではいけませんし、背の高い方が腰を大きくかがめなければならない高さも不満を感じることが多くなるでしょう。
従来のものの高さが適切でない場合もあるため、検討は必要ですが、いずれにせよ間違いがないように計測を行っておきましょう!
また、忘れがちなのが化粧台の下のスペース。
扉を開けて、壁から排水管の手前までの尺を計測しておきましょう。
一般的に、洗面化粧台の幅は500mm~1200mmとされているので、幅については基本的に、このサイズ内から選ぶのが無難と言えます!
なお、洗面化粧台は、上、下台と、別個のパーツとして購入して組み合わせることもできますので、場合によってはそちらを検討してみても良いでしょう。
収納スペースに気を配ろう
洗面化粧台選びにおいて、もう1つ非常に重要なポイントとなるのが、必要なだけの収納スペースの確保です!
上に挙げた4つのサイズのうち、収納スペースに大きく関わってくるのが、間口。
間口を基準として、ユニット型とキャビネット型の2つから、洗面化粧台の種類を選ぶことになります。
基本的には間口が900mm以内に収まるユニット型の方が、石鹸などを置けるスペースが広く、施工の容易さも含めて汎用性に優れています。
しかし、家族が大人数の場合は、より大きく収納スペースを確保できるキャビネット型の方がおすすめ!
タオル、バスタオル類などの収納スペースを広めに確保する必要がある場合は、キャビネット型の方が適していると言えるでしょう。
また、収納にはオールスライドタイプ、引き出しタイプ、観音開きタイプの3種類が存在しています。
それぞれに異なる長所がありますが、最近の流行はオールスライドタイプ。
スライド型であることから、スペースを奥まで利用することができ、収納物の出し入れもしやすくなっています。
また、収納スペースを広く取りたい場合は、鏡の裏にも収納を確保できる、三面鏡が備わったモデルを選ぶと良いでしょう。
それと、日々の健康管理に大切な体重計については、専用の収納スペースを設置できるオプションなどもあるため、必要であれば利用を検討したいところですね。
そしてもう1点、既存の電気コンセントをそのまま使えるかについても、しっかりと確認しておきましょう!
場合によっては新設しなければならないケースもあるため、注意が必要です。
掃除のしやすさもチェックポイント
洗面化粧台選びにおいて、最後にもう1つ注意しておきたいのが、掃除のしやすさです。
水廻りの設備ですので、気を抜くと水垢や石鹼かす、髪の毛などで、洗面化粧台はすぐに汚れてしまうもの。
こまめな掃除が清潔さを保つためには重要であり、そのためには掃除をしやすいかどうかが重要なポイントとなるのです。
水垢が溜まりにくいつなぎ目のないボウル、髪などで目詰まりを起こしにくい排水口、曇り止め機能の付いた鏡など、お手入れにまつわる諸々の機能は重視しておきましょう!
水栓についても複数の種類があり、水が上部から出るタイプの水栓は汚れが蓄積されにくい形状となっています。
ウイルス対策としてタッチレスの水栓も人気が高まっているため、さまざまな商品を見比べて検討するのがおすすめですよ!
まとめ
今回は、家庭の中でも重要度の高い設備である洗面化粧台について、ご紹介させていただきました。
長い期間、たくさんの回数使用していく設備ですので、なんとなくの感覚で選んでしまうと、後々になって後悔してしまうことになりかねません!
全体の高さ、洗面台の高さ、奥行き、間口の4要素をしっかりと意識しつつ、用途にぴったりとあったものを、適切に選ぶようにしてくださいね。
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