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タカラスタンダードの洗面化粧台の特徴とは?ラインナップと価格帯
水廻り
2021年10月1日
洗面化粧台は手洗いやうがいはもちろん、歯磨き、髪の毛の調整、ちょっとした洗濯など幅広い用途のある設備です。身だしなみを整えて日常生活を送るために、欠かせない設備と言えるでしょう。
また、家族全員が毎日利用するものであるため、さまざまな住宅設備の中でも特に重要度が高いものの1つです。
しかし、「洗面化粧台は選び方が難しい」という方も多くいらっしゃいます。
さまざまなメーカーが工夫を凝らしたモデルを販売しており、機能面やサイズ感など選択肢が多岐にわたるため、何をどのような基準で選べばいいのか迷ってしまう方が多いようです。
そこで今回ご紹介するのが、タカラスタンダードが取り扱っている洗面化粧台です。
洗面化粧台において国内トップのシェアを誇るタカラスタンダードの、洗面化粧台の特徴や製品の情報をお届けしていきます。

タカラスタンダードの洗面化粧台の特徴

ホーロータカラスタンダードの洗面化粧台は、高品位ホーロー製という大きな特徴を持っています。
ホーローとは、鉄やアルミといった金属をベースに、その上からガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けて層を形成した素材です。漢字が難しいため、カタカナでホーローと表記されるのが一般的です。
ホーローの歴史は古く、あのツタンカーメン王の黄金のマスクの表面には、ホーローの加工が施されていたそうです。
金属の上にガラスを被せているという構造上、ホーローは鉄の強度とガラスの美しさ、清潔さといった長所を併せ持っています。
具体的には、ガラスのような質感なのに割れにくい、傷付きにくい、汚れや湿気にも強い、嫌な臭いも付着しにくいという多くのメリットがあります。
さらに金属層があるため、マグネットを使用できる点も見逃せないポイントです。マグネットを上手に使えば、収納スペースなどを自由に確保できるでしょう。
そんなメリットだらけのホーローですが、製造コストの高さなどの問題から、国内で取り扱っているメーカーは、タカラスタンダードのみとなっています。
タカラスタンダードは、独自の製造技術でキッチンから洗面化粧台までさまざまな住宅設備にホーローを使用したラインナップを取り揃えており、ホーローそのものが同社の特徴なのです。
LED照明また、ホーロー製という以外にもタカラスタンダードの洗面化粧台には、使用感を良くするための多種多様な工夫が施されています。
例えば、優れたデザイン性だけでなく、収納スペースを側面に確保していたり、照明は自然な顔色を映してくれる輝度に調整されているなど、使用されるご家庭へのさりげない気遣いが多く備わっているのです。

 

 

 

 

幅広い商品ラインナップ

ここからは、実際にタカラスタンダードの商品ラインナップをチェックしていきましょう。
今回はタカラスタンダードが展開している洗面化粧台のうち、「エリーナ」「ファミーユ」「オンディーヌ」「ウィット」「リジャスト」の5つをご紹介いたします。

 

エリーナ ファミーユ オンディーヌ ウィット リジャスト
エリーナ ファミーユ オンディーヌ  ウィット リジャスト

 

まず、最もグレードの高いものがエリーナであり、高価格・ハイクオリティが特徴の商品です。
洗面台としての機能面では、クォーツストーンカウンター、フラットカウンター、ハイバックカウンターの3種類から好みのものを選択できる点がユニークなポイントです。
クォーツストーンカウンターには、クォーツ(天然水晶)に似た風合いを持つ高級人造石が使用されており、極めて上質な美しさと高い清掃性が両立されています。
フラットカウンターは、洗面台とボウルとの間に段差をつくらない構造であり、水が溜まってしまう溝がないため、雑菌が湧きにくいという利点があります。
ハイバックカウンターは水はねを防ぐための壁が付いており、お手入れが容易な点が特徴です。
こちらの構造は洗濯などに使いやすく、特に服を汚しがちなお子様がいらっしゃるご家庭などでは、大いに活躍してくれることでしょう。

 

クォーツストーンカウンター アクリル人造大理石 ハイバックカウンター アクリル人造大理石 フラットカウンター
クォーツストーンカウンター アクリル人造大理石ハイバックカウンター アクリル人造大理石フラットカウンター

 

エリーナは、間口の種類が最も多く用意されており、75・90・100・120・135・150・165cmと幅広いサイズから自宅に合ったものを選択できます。
また、カラーバリエーションも豊富で、ドラマチックホワイト、ローズウッドダーク、ロッシュパールローズなど、9つのカラーから好みに応じて選べる点も魅力的です。
デザイン性にもしっかりと気が配られているため、毎日を楽しく彩ってくれること間違いなしです。
エリーナの価格は、間口やオプションによって変動しますが、約19万円からとなっています。
続いて、ファミーユをご紹介いたします。このモデルは、エリーナに比べてシンプルなデザインの洗面化粧台です。
アクリル製の人造大理石がカウンターからボウルにかけて採用されており、継ぎ目がないためお手入れしやすい点が大きな特徴となっています。耐熱性が高いそれ以外の箇所には、ふんだんにホーローが使用されているため、ホーローの性能の恩恵を大いに受けることができるでしょう。
また、ホーローは耐熱性が高いため、高熱を帯びやすいヘアアイロンなどもすぐに収納することができます。

 

ファミーユの間口は、60・75・90・100・120cm、価格は約11万円からとなっています。
次にご紹介するオンディーヌは、今回ご紹介するラインナップのうちベーシッククラスに位置づけられている洗面化粧台です。
カウンターは、ハイバックタイプとデッキ水栓タイプの2種類あります。
ファミーユと同じく、ホーロー製であることから耐久性に優れており、キズや衝撃に強いことが特徴です。
ハイバックタイプは間口が75cmで価格が約9万5千円からであり、デッキ水栓タイプは60・75cmの2種類から選ぶことができ、価格は約4万7千円からとなっております。
続いてご紹介するウィットは最も低価格のモデルとなっていますが、こちらにもしっかりとホーローが使用されています。
快適に使用できるだけの機能は十分備わっていますので、低価格モデルとはいえ優れた使用感を感じさせてくれるでしょう。

ウィットもオンディーヌ同様に60・75cmの2種類の間口を用意しており、価格は約4万3千円からとなっています。

マンション対応最後に、マンションモデルのリジャストをご紹介いたします。
こちらはマンションの多様な間取りに対応できるよう、間口の幅が1cm刻みで調整できるのが大きな特徴です。
75~150cmの間であれば自在に調整できるため、多くの住宅で安心して導入することができるでしょう。
こちらの価格は、約11万円からが目安となっています。

 

 

 

このように、タカラスタンダードが展開している洗面化粧台には多種多様なラインナップが存在しているため、ニーズに合った商品をチェックしてみましょう。

 

価格(税抜) 間口(cm)
エリーナ 190,500〜 75・90・100・120・135・150・165
ファミーユ 113,100〜 60・75・90・100・120
オンディーヌ 47,400〜 60・75
ウィット 43,200〜 60・75
リジャスト 110,000〜 75~150(1cm刻みで対応)

 

まとめ

今回は、ホーロー製が特徴のタカラスタンダードの洗面化粧台について、さまざまな情報をご紹介させていただきました。
機能性が高く見た目も美しいホーロー製の洗面化粧台を導入すれば、きっと日常生活の質が向上するでしょう。
ご興味をお持ちの方は、ぜひタカラスタンダードのショールームに足を運んでみてください。

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