PanasonicのWPBリフォームフロアーとは?
WPBとは「Wood Plastic Board」の略で、ポリプロピレンの樹脂に木粉を練り込んで板状に成形したものです。厚みも1.5㎜と非常に薄いのが特徴です。
通常の木質床材は、無垢材か合板、またはMDFという細かい木材をギュッと圧縮した基材になっています。そのうえにシート材か単板を貼り付けています。
厚みも約1.2~1.3㎝ほどあります。(※メーカーによります)
床材の貼り替えリフォームは、もともと接着剤+タッカー(床施工用の大きいホッチキスのようなもの)で施工された床をすべて剥がして行います。そのあと下地をきれいに処理し、新たに床材を施工していくという工程が必要です。
そうすると、費用が掛かるうえに期間が長くかかってしまいますよね。
それを解決してくれるのが、PanasonicのWPBリフォームフロア―です!
PanasonicのWPBリフォームフロアーは、既存の床材の上から貼り付けることができるリフォームに特化した商品なんです!剥がす費用や下地処理をする費用が掛からないうえに、工期を短くすることが可能になります!省コスト・省施工をお求めの方には特にオススメです!
また、ほかにも嬉しい特徴がたくさんあります。
1.5㎜の薄さにも関わらず、へこみ・キャスター・すり傷・汚れに強い!そのうえ、WAX不要なので、お手入れも簡単なのが嬉しいところです。
基材が樹脂なので、水廻りにも使用可能です。トイレや洗面所にも気兼ねなく採用できます!
また、最近菌・ウィルスに対しても敏感になっている方も多いと思いますが、なんとこちらのフロアは抗菌・抗ウィルスの機能も持っています!塗装や表面のシートに抗ウィルス剤を配合しており、床の表面に付着した特定のウィルス数を減少させます。しかも、SIAAの安全性基準に適合し、認定マークまでついているので、安心・安全に使うことができるのです。
その他の特徴については、「メリット」のお話でご紹介させて頂きます!
どんなリフォームに最適なの?
先ほどもご案内させて頂きましたが、特に省施工・省コストをお求めの方にオススメです!意外と、床を剥がしたり下地処理したり、廃棄したり…既存のものを撤去するのは費用がかかります。
実家のリフォームの際にも見積書を確認したときに「え!撤去費ってこんなにかかるの!?」と目を丸くしたものです。
また、通常の床の施工よりも早く、8畳程度であれば、およそ1日で施工が完了します。実は、超強力な両面テープで貼り付けていくので接着剤を使用しません。接着剤を使用する
と、完全に乾くまで待たないといけないので、時間がかかってしまします。
そのようなこともあり、通常のリフォームだと、おうちに住みながら…というのが難しいのですが、WPBリフォームフロアーは、おうちに住みながら床リフォームが叶うので、わざわざリフォーム期間にウィークリーマンションを借りたり、どこかに移り住むという手間もストレスもありません!
メリットは?
メリットは、先ほどご案内した省施工・省コスト、強度に加えてまだまだたくさんあります!
豊富な色柄!
なんと、木目8種、石目柄1種の合計9種から選ぶことが可能です!インテリアに合わせた木目柄を選定するもよし、流行りの色合いを選定するもよし、はたまた大理石のような石目柄にして、海外のような空間にリフォームするのもよし!床の選択肢が多いということは、どんな空間にも変身できるということです!可能性は無限大!
また、Panasonicの床材は色の表現幅が広く、より実物の木材に近いのが特徴です。実際にお部屋に敷き詰めると、迫力がすごく、床材がお部屋の雰囲気を作り出しているのがよくわかります。
床暖房にも使える!
非耐熱だけでなく、なんと耐熱用もラインナップがあります。床暖房が既存で施工されている場合でも、上から非耐熱のWPBリフォームフロアーを貼って対応可能!どちらのラインナップも選べる色柄は同様です!
活用エリアが幅広い!
先ほども紹介させていただきましたが、プラスチックボードのため、トイレルームや洗面所などの水廻にも安心して使用することができます。
また、床だけでなく壁面や腰壁にも貼り付け可能です!そのため、お部屋のアクセントをつけたり、床との統一感を出すことができます。活用エリアが広いので「どこに施工しようかな?」と嬉しい悩みになりますね!
納まりがきれい!
1.5㎜の薄さなので、開口部の納め処理が不要になります。一般的な敷居(床と床の間に施工された境界)と床の高さの差3㎜以内に納まるので、ビジュアルも問題ありません!
「ここまで良いことばかり書いてあるけど、デメリットはないの?」と思っている方、下記のデメリットもありますので、確認してください!
デメリット
デメリットは、施工する際に、既存の床材に制限があるということです。
WPBリフォームフロアーは、既存の木質床材に直接施工するリフォーム用床材ということをご理解頂いたかと思います。そのため、既存の床材の素材や、どういった現状なのかが鍵になります。例えば、表面に大きな凹凸があるものや、クッション性があるものには施工に向きません。畳やカーペットなどの上からも同様で、直接施工することができません。腐敗していたり、穴が開いている状態の床材の上に施工しても1.5㎜の薄さですから、その凹凸をカバーできませんよね。
「うちの床材は大丈夫かしら…?」と不安な方は、ぜひ専門家に相談してくださいね!
まとめ
PanasonicのWPBリフォームフロアーはどのようなものか、おわかりいただけたでしょうか。
様々な商品特徴やメリットを紹介させていただきましたが、床のリフォームは「貼り替えは費用がかかりそう…」「工期が長くて不便そう…」と不安になっていた方のお悩みを解決できたのではないかと思います!
WPBフロアーを使用した床のリフォームは、特に省施工・省コストを求める方におすすめですよ~!
みなさんも、WPBリフォームフロアーを使って、費用をかけず・時間をかけず、素敵なお部屋を手に入れませんか?