ご家族やお友達を呼んでバーベキューを楽しんだり、ガーデニングで庭をオシャレにしたり、色々な楽しみ方に夢が膨らみますよね。
しかし、実際に庭を整えようとしてみると、何かと手間や苦労が多いもの。
すべての作業をDIYだけで賄おうとすると、想像以上の大変さにモチベーションも下がってしまいます。
特に、庭が広いお家では手入れが行き届かず、有効利用できていない範囲が多いというケースも珍しくありません。
感染症の流行で自粛のムードが高まっている今、おうち時間を楽しむためには、せっかくの庭を活かさなければもったいないですよね！
そこで今回は、庭作りのコツなどを、さまざまな角度からご紹介させていただきたいと思います。
庭作りのおすすめプラン
庭が手つかずになってしまっている方に多いのが、どこから手を付ければよいかわからないパターンです。
庭を活用するには、気軽に庭へ出ることができる環境作りが大切です。
出入り口を整えることで、庭全体の利用を現在よりもイメージしやすくなるでしょう。
庭作りのプランとして人気が高いものの1つが、バルコニーやガーデンデッキの設置です！
2階から庭を望めるバルコニーや、庭に面した窓のそばに設置されるデッキがあれば、靴を履かなくても庭の景観を味わえるようになります。
デッキについては、一般的に木製のウッドデッキがイメージされがちですが、アルミなどの金属製で木を模したデッキもあるため、お手入れ面の心配も少なく済むのが嬉しいところ。
バルコニーやガーデンデッキは、家族と庭の距離も縮めてくれるでしょう。
似た使い勝手のものとして、テラスの設置もおすすめです！
デッキとテラスの定義の違いはわかりにくいですが、デッキは屋内の床と同じ高さ、テラスは庭に近い高さのものを指しています。
より庭に近い感覚で利用したいのであれば、テラスの方が適しているかもしれませんね。
また、テラスには雨の日に対応できるように、テラス用の屋根を付けることも可能です。
台風にも耐えられる強度のものや、デザイン性に優れたものなど、メーカーごとにさまざまなテラス屋根が販売されているので、お好みや目的に応じたものを選びましょう！
ガーデニングで庭に緑を増やそう
次に、庭の木々や草花、ガーデニングなどをチェックしていきましょう。
せっかく庭があるなら、植物を植えて緑豊かな景観にしてみたいものですよね。
しかし、大掛かりなガーデニングに手を付けるのは勇気がいるもの。
手入れなどに自信がないという方は、まずはお手軽なプランターから挑戦してみてはいかがでしょうか？
プランターは季節ごとの植え替えがしやすく、植物の種類ごとの管理も簡単です！
レイアウトや場所の変更も鉢を移動するだけなので比較的簡単にでき、特に上述のテラスやガーデンデッキのスペースに並べれば、華やかな景色を作ることができます。
まずは、入門としてプランターから始め、少し慣れたら庭のロケーションを活用したナチュラルガーデニングに挑戦してみてはいかがでしょうか？
ナチュラルガーデニングは、整備された感じを出しすぎず、自然に近い雰囲気を演出するのがコツ！
庭に森が現れたかのように見せることを目標に、背丈の高い植物の下に背の低い草花を植えるというセオリーに沿って草木を並べていくことで、自然な庭を作れるでしょう。
他にも、ハーブガーデニングも要チェックです！
バジルやローリエ、タイムなど、育てやすく香りも良く、日々の料理にも取り入れやすいものが、多種多様に揃っています。
また、ハーブガーデニングの副次的な効果として期待できるのが虫よけ。
特に、ミントやローズマリー、レモングラスといったハーブが発する香りは虫よけスプレーなどに用いられており、庭に鬱陶しい害虫が湧くのを抑制してくれる効果が期待できます！
もちろん、人間にとっては快い香りですので、庭内を華やがせてくれること間違いなし！
庭作りは、虫に悩まされることも多い趣味なので、景色を整えながら虫対策ができるハーブガーデニングは、一石二鳥の選択肢と言えるでしょう。
庭作りで気を付けたいポイント
さて、実際に庭のデザインを決めていく際は、どんなポイントを意識しておく必要があるのでしょうか？
まず定めておきたいのは、庭で遊びたいのか、眺めて楽しむ庭にしたいのかという目的意識です！
庭でお子様やペットと遊びたい、バーベキューがしたい、パーティーを開きたい、といった目的がある方は、活動できるスペースを多く設けて遊べる庭を目指していきましょう。
庭で遊ぶよりは、自然を鑑賞したい、庭を通じて四季の流れを感じたいという方は、観賞用の庭を目指していくのがおすすめ！
目的を定めずに植物や雑貨を配置していった結果、雑然とした庭になってしまったというケースもありがちです。
そのため、あらかじめ方向性を自分の中で定めておけば、整然とした庭作りを成功させることができるでしょう。
また、庭に元から生えている樹木が景観の邪魔になっている場合も多いため、事前に樹木の位置関係を把握しておくことも重要です。
樹木が邪魔になっている場合は、思い切って伐採することで、土間や芝生にしてしまうのもおすすめ！
活動スペースを広げることができ、オープンな印象の庭を作ることができるでしょう。樹木が日照を遮っている場合は、伐採にすることで、影になっていた家に自然光が入るようになった、というケースも少なくありません。
また、樹木に限らず、庭作り全般で重視すべきポイントとして挙げられるのが動線です。
庭作りでは、人がその庭をどう歩くのかという動線をイメージした上で、それを邪魔しないよう、動線に沿って植物や小物を配置していくことが重要です。
まとめ
今回は庭の整え方について、バルコニーやデッキ、テラスの設置やガーデニングなどさまざまな方向からご紹介させていただきました。大変に感じて放置してしまいがちな庭ですが、整えるコツさえ知っておけばちょっとした手間で素敵に変身させることが可能です！
外出の自粛が求められる今だからこそ、庭を綺麗に整備することでおうち時間を充実させてみてはいかがでしょうか？
