雨水をはじく撥水性塗料、はじかない親水性塗料について
雨や風、紫外線といった外的要因によるダメージから建物を守ろうと多くのメーカーから様々な機能をもつ塗料が日々開発されています。
今回は、その中でも最近注目の撥水性塗料についてみなさんに詳しくご説明したいと思います。
撥水性(はっすいせい)・親水性(しんすいせい) とはどんな現象?
撥水性とは「水をはじく性質」のことを言います。水が表面に接した際、水滴が丸くまとまりコロコロとした状態になったら撥水効果が現れている証拠です。身近なところですと、車のフロントガラスに塗るコーティング剤は基本的に撥水効果がありますし、左の写真のように、まるでガラスビーズが転がるように水滴をはじいてしまう里芋の葉っぱにも撥水効果があると言えます。
これに対し、「水をはじかない性質」が親水性です。
親水性は、表面に水がジワジワと広がり、表面を覆う現象です。
最近では、付着した汚れを浮かせて流すトイレ便器や外壁(下記参照)など、この親水性を利用した商品が出回っています。
親水性塗料と撥水性塗料のメカニズムとその特徴
親水性塗膜
親水性塗料は、雨水が外壁表面をジワジワと覆い外壁の汚れを浮かせて洗い流していきます。雨水の膜が外壁全体に広がるように外壁の塗膜表面はフラットな状態となっています。外壁の塗膜がフラットな状態であれば太陽の光を反射するので、見た目には光沢のある外観となります。
撥水性塗膜
撥水性塗料は、外壁の表面で丸まった水滴が汚れをからめ取って地面に落とします。水滴が丸まりやすくなるように外壁の塗膜表面は凹凸としています。塗膜が凸凹な状態であれば太陽の光を乱反射するので、見た目には光沢度の低い外観となります。
現在は親水性塗料での塗装が主流
現在、外壁塗料市場の大部分を占めるのは親水性塗料です。
これは「親水性の塗料が特に優れている」といった話ではなく、撥水性塗料が今のところ限られたメーカーでの取り扱いとなっているためです。
ですから塗料を選ぶ際は、現在主流である親水性塗料に加え、選択肢の一つとして、撥水性能を持つ塗料があることも知っておくと良いでしょう。
それぞれの塗料の特徴を理解したうえで、ご自身の建物に合った外壁塗料を選ぶことが、外装リフォームを成功させるカギとなるでしょう。
ガイソー、オリバーでは親水性塗料はもちろん、撥水性塗料も取り揃えております。詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。
—————————————————————————————
株式会社オリバー 富山本店
富山市二口町3丁目2-14
HP専用ダイヤル 050-1860-0236
<キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレ・給湯器など多数展示中!>
定休日:火・水曜日/営業時間:10:00-18:00
営業企画課 石川 和子
—————————————————————————————
オリバーリフォーム富山
石川 和子
富山県富山市二口町3丁目2-14
お問い合わせ:050-1860-0236
ショールーム来店予約にてクオカードプレゼント!
お気軽にご来店ください☆
**************************************************
富山市・滑川市・黒部市・魚津市でリフォームをお考えなら、オリバーリフォームにおまかせください!