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タイル貼りのメリット
壁にタイルを貼るメリットは可愛いだけではありません。タイル貼りのメリットを詳しく紹介します。
空間のアクセントになりおしゃれ
タイル貼りの一番のメリットは空間のアクセントになり、おしゃれなことです。ただの真っ白な壁紙の部屋は単調なイメージですが、タイルをアクセントに貼るだけで空間にメリハリがつきます。またタイルはデザインが豊富なので、オリジナリティが出せます。人とは違ったオリジナリティを追求するおしゃれさんにはピッタリですね。
耐久性があり強い
タイルは耐久性があり強い素材であることもメリットです。表面が硬いのでキズが付きにくく、物をぶつけてもクロスのように凹みません。また耐水性、耐火性にも優れています。汚れを染み込ませないので水ぶきだけでキレイをキープできますよ。洗面所などの水まわり、キッチンの火まわりにも安心して使用できます。色あせもほとんどありません。
機能性をプラスして快適空間に
タイルの中には抗菌、調湿、消臭など暮らしを快適にする便利な機能性が加わった商品があります。抗菌性のあるタイルは、雑菌の繁殖を抑えてくれます。室内を清潔に保ち、安心の環境をつくれるのがうれしいですね。調湿機能は、室内を快適な湿度に調整してくれます。梅雨のジメジメした時期には湿度を抑え、冬の乾燥した時期には湿度を高めてくれる魔法のような機能です。結露やカビの抑制になるので、洗面室やトイレに人気ですよ。消臭機能は、室内の嫌なニオイを消臭してくれます。焼き肉をした後、何日も部屋にニオイが残った経験ありませんか?そういったニオイのお悩みを解消してくれますよ。調湿、消臭の機能性タイルの代表的な商品がLIXILのエコカラットです。
アクセントクロスとの違い
アクセントクロスとの違いをおさえておきましょう。クロスにしようか、タイルにしようかと迷っている人は、違いをおさえておくと決めやすくなります。
高級感がある
タイルとクロスの違い、1つ目はタイルならではの高級感があることです。リアルなタイル柄のクロスも多数ありますが、やはり本物のタイルと比べると見劣りしてしまいます。表面に凹凸が生まれ豊かな表情があるのは本物のタイルならではの特徴です。タイル調のクロスは写真での見栄えはいいですが、柄によっては近くで見ると物足りなさを感じることがあります。タイルならではの高級感はクロスにない特徴です。
水回り、火回りにも安心
タイルは耐火性、耐水性があります。キッチンでは火を使用するので耐火性のある素材を壁に貼る必要があります。またシンク周りで水を使用するので耐水性にも優れていなければなりません。同様に洗面台や浴室も水をたくさん使用するので耐水性のある素材が求められます。クロスには不向きなシーンにもタイルは使用できるのが特徴です。タイルは施工場所を選ばない内装材ともいえますね。
施工費、工期には注意が必要
タイルはクロスと比べ、施工費が高くなり工期も長くなりますので注意が必要です。タイルの材料自体も高額になりますし、施工の手間もかかるため施工費もアップします。また、先程もふれた通り施工の手間がかかるということはそれだけ施工の日数もかかります。クロス張りに比べ、工期を1日〜2日程度多くかかることを想定してください。
タイルを貼るおすすめの場所
アクセントタイルをどの場所に貼ろうか、考えるのは楽しいものです。タイルを貼るのにおすすめの場所を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
キッチンの壁
キッチンの壁にタイルは定番の組み合わせです。最近はタイルよりも目地がなくお手入れがしやすいキッチンパパネルが主流ですが、可愛いキッチン空間をつくるのならタイルは欠かせないアイテムです。耐火性、耐水性に優れたタイルはキッチンにぴったりな素材ですよ。キッチンのインテリアにこだわりたいという場合は、タイルでお気に入りの空間を作りましょう。
キッチンカウンターの壁
キッチンカウンターの壁は、対面キッチンのレイアウトでキッチンの裏側にある壁を指します。ダイニング側から見える腰壁ですね。ダイニングスペースのアクセントとなりますよ。キッチンカウンターの壁にアクセントクロスを貼るのも人気です。しかしタイルならではの機能性、デザイン性にも注目してタイル貼りを検討してみてはいかがでしょうか。
洗面台ミラーまわりの壁
洗面台は水を使用するので、耐水性のあるタイルがぴったりです。タイルを広い範囲で貼るよりも一面にアクセントとして貼るのが人気です。アクセントに貼るなら、ミラーの面がオススメですよ。単調なデザインの洗面台でもタイルを貼ることで個性的で素敵な空間になります。モザイクタイルなどでデザインを冒険してみるのもいいですね。耐久性にすぐれたタイルで清潔感のある洗面空間をめざしてください。
トイレの壁
トイレの壁にもアクセントタイルがぴったりです。トイレで特に気になるのはニオイですよね。そんな気になるニオイを消臭してくれる機能性タイルはトイレまわりに人気があります。トイレタンクの背面や、手洗器周辺などアクセントではるのが人気です。殺風景なトイレもオシャレ空間に変身しますよ。
ニッチの壁
ニッチのくぼんだ部分の壁にタイルを貼るのも人気があります。ニッチに飾りたいものが決まっている場合は、それに合わせてタイルを選んでみるのがいいですね。あえて物を飾らずタイルを楽しむためのニッチにしてみるのもおすすめですよ。ニッチがおしゃれなインテリアのポイントになります。ニッチを計画している人は、タイルも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
タイル選びの注意点
タイルを選ぶ際に失敗しないための注意点をおさえておきましょう。これさえおさえておけば、タイル選びがスムーズになります。
現物サンプルは必ず確認しよう
タイルの現物サンプルを取り寄せて、必ず現物を確認してから決定しましょう。タイルはカタログでみた雰囲気と現物の雰囲気が異なることがあるからです。思っていたよりも凹凸がある、ツヤがないなど、現物を見ないと気づかないことがあります。きちんと現物をみて慎重に選んでくださいね。
タイルの大きさは適切か
タイル1枚あたりの大きさが適切であるかを確認しましょう。タイルの商品によって1枚あたりの大きさはまちまちです。カタログに寸法が表記されていますので必ず確認しましょう。小さい面積の壁なのにタイル1枚が大きすぎてイメージと違ったというケースも考えられます。また注意が必要なのがモザイクタイル。モザイクタイルと一口に言っても大きさはさまざまです。思っていたよりも1枚1枚が細かくてイメージと違ったということもあります。タイルの大きさもぜひチェックして仕上がりをイメージしてくださいね。
目地の色も合わせてコーディネート
タイルの色選びも重要ですが、目地の色選びも重要です。同じタイルでも目地の色が違うと全体のイメージがガラリと変わります。例えば白いタイルに黒っぽい濃い色の目地だとクールな印象になり、白っぽい明るい色の目地だとナチュラルな印象になります。目地の色は、白、黒、グレー系が代表的です。施工事例をみて、どんな色の目地を使っているのかもチェックしてみてくださいね。
まとめ
可愛いタイルで空間にアクセントを作るメリットやポイントを紹介しました。タイルは空間をおしゃれに演出してくれ、キレイをキープできる魅力的な内装材です。また、おうちの中でタイルを貼る場所は、意外にもたくさんあることもお伝えしました。ぜひリフォームのプランにタイルをプラスして素敵な空間を作ってくださいね。