築30年ほど経つ家なんですが、家を建てた時は具体的なイメージができず工務店にお任せする部分が多かったため、生活してみると、収納面や生活動線などが機能的じゃないと感じるようになりました。特に居間や和室の使い勝手が悪いのが気になっていて、そろそろ終活も考える時期でもあるし、定年を機に、生活空間もすっきりとさせたいと思いました。

５年前にリフォームした屋根のメンテナンスをすることになり、生協の提携団体ということで、オリバーさんにお願いしたのがきっかけです。
その時の担当の松田さんがよかったので、今回もお願いしようと思いました。

施工は特に問題なかったですよ。特に電気の職人さんがとてもいい人で、コンセントの位置など現場で調整できるところは、使いやすいように提案してくれたのがうれしかったです。
住みながらのリフォームでしたので、1ヶ月はキッチンを使えなかったのですが、リフォームしない和室に集まって電子レンジなどを持ち込んで食事したり、不便ながらもなんとかなりました。
少しでも過ごしやすいように、工事箇所の順番なども松田さんが配慮してくれたみたいです。

キッチンと居間をつなげて開放的なLDKにしたかったことと、物置のようになっている和室をなんとかしたかったことです。散らかってどうしようもない状態を、すっきりと整理したくて、散乱してる現状をそのまま松田さんに見てもらい、どうすればいいか一緒に考えてもらいました。

これまでの生活の流れを変えずに、収納面などを機能的にしてもらったことで、すごく住みやすくなりました。これまで、散らかった空間にいることで感じていたストレスもなくなり、とても快適です。生活に沿った提案をしてもらったことで、リフォームで私たちの生活がさらに豊かになりました。

対面キッチンにする時、コンロ前の壁をなくしオープンにしたのですが、油ハネが思ったより気になります。最新式のレンジフードだから大丈夫だろうと考えていたのですが、コンロ横の窓を開けると風が流れてしまうので、換気扇が負けてしまうみたいです。窓を開けなければいいんでしょうけど、とてもいい風が入るので、つい開けてしまうんですよ。

収納の要望はいくつかあって、１年分のお米を玄関から近いところにしまえるようにしたかったこと、あと、キッチンの収納は引き出しにしたかったですね。リフォーム前の食器棚は、開き扉だったことで奥のものが取りづらく、使わないまましまっていたので、次は引き出しにしようと決めていました。
新しくなったキッチン収納を使ってみると、キャビネットの引き出しだけで普段づかいから客用食器まで収まり、大きな食器棚は無駄だったんだなと改めて感じています。
あと、リビングのテレビボードが設置された時、開き扉だったはずの収納が引き出しに変わっていて、どうしてだろうと思ったら、松田さんが「引き出しがいいとのことでしたので」と、仕様を変えてくださっていたのには驚きました。

ウォークインクローゼットですね。もともと洋服置き場になっていた和室をクローゼットにしたことで、生活動線を変えることなく暮らせていますし、散らかることがなくなりました。
横の縁側だったところも、物干し用のサンルームにして、洗濯機置き場からの距離も短く済むように考えてもらいました。娘の新築の家についていた除湿乾燥機もつけていただき、とても便利になりました。

生活が整ったことですね。家を建てた時に後付けで追加した収納は、奥行きが深くて使いづらく、今回のリフォームまで30年間しまいっぱなしだったものもあるくらい、無駄なものや無駄な空間がある家だったのが、すっきりと整理できるようになり、生活しやすくなりました。
リビングも希望どおり開放感があり、とても落ち着くようになりました。面積は変わっていないのに、以前より広く感じます。子ども達も喜んでくれて、孫を連れて遊びに来てくれる時も、居場所が快適そうでよかったなと思います。