こんにちは、オリバーリフォーム御経塚の余川です。
前回お話ししましたお家の瓦工事を行いました。
天候が悪く、雨ばかり降っていますが、
雨が降らない日に工事を入れるのは
大変です。
朝にならないと天気が分からない日がおおいので・・・・・・・・・・
お客様にもこの天候で工事に
入れないご連絡を致しますが
ご理解頂きありがたいです。
ということで、今日は曇りの予報です。
日曜日ですが工事に入ります。
この日を逃すと又いつ工事を
行えれるか分かりません。
早速、棟瓦積直しを行います。
まずは、今の瓦を外します。
次に、
葺き止め部に漆喰を塗り
なんばんを詰めていきます。
昔は、レンガを入れ土やわらを詰めていましたので
雨が当たると流れ落ちていましたが
今は、漆喰を塗り保護しています。
そして、
順番にのし瓦を積んでいきます。
のしの枚数は鬼瓦の大きさで
決まります。
たまに、鬼瓦とのしの高さが違う場合が
ありますが、高さが違うとバランスが悪くなり
また、ずれる要因にもなりかねません。
その場合は鬼瓦を新しいものに交換するのを
お勧めします。
段差があるほど雨水も溜まりやすいし
風にも弱くなります。
最後は、一番上に丸瓦をのせて
出しておいた番線でしっかりと
固定すれば完成です。
きれいに仕上がりました。
瓦は何もなければ50年以上長持ちします。
しかし、
今と違い昔は銅線で固定していたので
年月と共に銅線が緩んだり切れたりして
瓦が乱れてきます。
その場合は25~30年を目安に
締め直しを行えば、また長持ちしてくれます。
瓦が乱れている場合も
部分的に直すことが出来ます。
瓦は磁器で作られていますので
綺麗に並べてあるように見えても
隙間は必ずあります。
その隙間から侵入してくる雨水を
止めているのが防水紙になります。
ですので、防水紙が劣化していると
雨水が屋内に浸入してきます。
防水紙が「劣化して
破けていたり、穴が空いていました。
お家を守るのは
屋根と外壁です。
雨漏れがする前に対処いたしましょう。
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